跡見群芳譜(野草譜シラネニンジン)

しらねにんじん (白根人参)

学名　Tilingia ajanensis

日本名　シラネニンジン

科名(日本名) 　セリ科

　日本語別名　

漢名　黑水巖茴香(ｺｸｽｲｶﾞﾝｶｲｺｳ, hēishuĭ yánhuíxiāng)

科名(漢名) 　繖形(傘形,ｻﾝｹｲ,sănxíng)科

　漢語別名　

英名　

2008/08/28　長野県池の平

2010/08/26　信州大学教育学部附属志賀自然教育園

辨	シラネニンジン属 Tilingia(黑水芹 hēishuĭqín 屬) には、シベリア･北東アジアに約3-5種がある。　　シラネニンジン T. ajanensis(Ligusticum ajanense;黑水巖茴香) 　　イブキゼリモドキ T. holopetala 北海道･本州(中部以北)産　　コウライミツバ Y. nakaiana 朝鮮産　　ミヤマウイキョウ(イワウイキョウ) T. tachiroei(T.filisecta, Rupiphila tachiroei, 　　　　　　　　　Ligusticum tachiroei, L.filisectum, Carum bretschneideri; 　　　　　　　　　巖茴香･河北葛縷子･細葉藁本) 　　　　　　　　　北海道･本州(中部以北)･四国･朝鮮･河南･山西･吉林･遼寧産　　ツシマノダケ T. tsusimensis 対馬･朝鮮産
辨	セリ科 Apiaceae(Umbelliferae;繖形(傘形) sănxíng 科)については、セリ科を見よ。
訓	和名は、白根山に多かったこと、及び葉の形がニンジンに似ていることから。
説	北海道･本州(中部以北)･朝鮮･山東･東北･極東ロシア･シベリア東部に分布。
誌	若葉を蔬菜として食用にする。